このプログラムは2018年PGAアワードで発表され優秀賞を受賞しました。

＜エントリー概要＞

「自分に合ったクラブ」は自分が変わったら、合わなくなり、最終的にはスイングが悪いのか、クラブが合わないのかと、わからなくなりませんか。

 そこで私はスイング論とギア論の整合性がとれた独自のフィッティングプログラムを開発しました。筋肉体質の違いからくる個人差も加味したもので、ドライバー編、アイアン編、パター編と3種類に分けてみました。手順としては、体質のテストを行い、筋肉体質を見分け、目標動作（スイング）を設定。試打クラブを１球づつ打って頂き、インパクトアナライザーの結果と本人の感想を照会します。

　スイングか？クラブか？この疑問に、ゴルフフィッティングは納得できる、明解な答えを出すことができました。

2018年7月号　Vol 1

身体・動作・道具の三位一体のフィッティング論　

ゴルフフィッティングの概要を説明しています。「クラブフィッティングとレッスンの現状と疑問」という問題提起からスイング論とギア論の融合としてゴルフフィッティングプログラムが誕生したというイントロダクションです。

2018年8月号　Vol 2

フィジカルフィッティング　ゴルフトレーニングについて

ゴルフフィッティングはスイング論とギア論の融合と紹介しましたが、さらにそこに身体的な要因も加えました。「人それぞれ論」と「キネティックチェーン」（運動連鎖）です。人それぞれパワーのフローのさせ方が違い、その事実は道具の「振り易さ」の差になって現れるというものです。

2018年9月号　Vol 3

スイングフィッティング　３Sゴルフ理論

ゴルフフィッティングのもうひとつの柱であるスイングフィッティングについてです。３Sゴルフ理論は道具の使い方に軸足を置いて作り上げたものですからそれを具体的に説明するとともに「振り易いクラブ」を発見するモノサシつくりを提案しています。

2018年10月号　Vol 4

クラブフィッティング

ゴルフフィッティングでは身体の特徴やスイングを観る立場からギア論を見ています。すると道具サイドから発信される情報と違った主張になります。まずやるべき動作を決める、そしてその動作をした時に振り易いと感じるクラブをチョイスする、こんなやり方で進めていくのがゴルフフィッティング的クラブフィッティング法です。

2018年11月号　Vol 5

ゴルフフィッティング　ドライバー編

具体的なゴルフフィッティングの流れを紹介します。まずドライバー編です。ドライバー編では飛んで曲がらないドライバーの発見をテーマにします。飛ばすために何をするのか？曲がらないためにどのようなスイングをするのか？このやるべき動作を決めて、その動作をした時振り易いと感じるクラブを見つけるプロセスを紹介しています

2018年12月号　Vol 6

ゴルフフィッティング　アイアン編

今回はアイアン編です。アイアンについてはちゃんと打てるアイアンを見つけるというテーマで行います。アイアンを（地面に置いてあるボールを）ちゃんと打つということはどういう動作をするべきなのかを理解していただき、そのような動作をした時振り易いと感じるアイアンを見つけるというプロセスを紹介しています。

2019年1月号　Vol 7

ゴルフフィッティング　パター編

パターフィッティング編です。パターではまずターゲットを狙えるパターか、そしてタッチ（打感）が合うパターか、さらにバックスイングの揺れを起こさないパターか、この3点についてやるべき動作の説明そしてクラブのフィッティングと進めていきます。新しい気付きのあるフィッティングプログラムです。

2019年2月　Vol 8　最終回

ゴルフフィッティング　マーケティングミックス

そもそも従来のクラブフィッティングはクラブ販売の一つのツールとしてスタートした背景があります。ここで紹介したゴルフフィッティングは単なるクラブ販売促進プログラムから脱却しレッスンとしても成立するものです。このプログラムの特徴をマーケティングミックス的に総括することで最終回のまとめとします。