練習とは回路を作ること

上達するために練習は欠かせないものです。

しかしただたくさんボールを打っていても中々うまくなりません。

 

どうしたらいいでしょうか?

 

効果のでる練習方法とは

ということについて考えてみたいと思います。 

 

これは昔NHKの番組でやっていたのですが

 

「走るのが遅い小学生にどんな練習をしたら効果的に成果が出るのか」ということをテーマにした番組の冒頭に出てきた話です。

 

簡単なグーチョキパーも片手づつ違った動きを同時にしようとすると中々うまくできません。

すぐできる人もいるでしょう

私はできませんでした

練習しました

 

この先生の話を聞いていたのですぐ滑らかにできるようになりました。

 

走るのが遅い子たちを前にその先生はこう話しました。

 

(先生)片手づつのグーチョキパーができますか?

 

(小学生)え~   できない・・・

 

(先生)大丈夫!練習するえばできるよ。ただし練習する前に考えるんだ。考えてから手を動かしてみるんだよ。

 

先生は早い子と遅い子の走っている姿をビデオで撮り、早い子は走っているとき踵がお尻に近づいていることをみせ、踵をお尻に近づける練習から始めました。

 

二人組にして向かい合って両者とも相手の肩に両手を乗せ、踵をお尻に引き寄せる練習をさせました。

 

目をつぶって、走っていることを思い浮かべながらこの踵上げ練習を繰り返しました。その練習の後、それぞれ目をつぶってやった練習を思い浮かべながら実際走ってみようといって

50m走をやってみたところ15人中13名が事前に測ったタイムを更新していました。

 

思い浮かべて、リハーサルを十分してからボールをヒットする

何も考えないでリハーサルもしないでたくさんボールを打ってもうまくなりません。ボールに当てる動作をしているだけですから。

 

素振りの時はいいんだけど、ボールがあると・・・という人はただ球打ち練習を繰り返してきた人です。

 

思い浮かべるテーマの選択は一人一人違うと思いますが

 

クラブの動きに紐づいた動作

 

を選択したらいいと思います。

シャフトをしならせる動作→シャフトをしなり戻らせる動き

開いたフェースを閉じる動き

まずはこのふたつです。