3Sゴルフ理論 概要
もう一度言います
スイングは人それぞれの手段です。それは目的(クラブの動き)と直結していなくてはいけません。
Shiftという要素、Spinという要素、Speedという3つの要素で構成されるスイングは目的(クラブの動き)と紐づけができた動きであるというのが3S理論の考えです。
自分にとって
Shift要因の動きはどんな動きか?
Spinに該当する動きは何か?
そしてSpeedということについてどんな方法をとっているか?
これが練習のテーマであり目標です。
目的は何か?
ズバリ!
目的は曲がらない飛距離の獲得です。
そのためにはスイングはこうあるべき・・・
というレッスン、ゴルフ理論が多数です。
しかし
私はスイング云々の前に
クラブの動かし方を目的にするという方法を提唱します。
この方法で身につけたスイングは色々な状況下でも柔軟に対応がきき、調整・修正もシンプルに行うことが可能となります。
3Sゴルフ理論では
目的:曲がらない飛距離の獲得 ⇒ そのためにクラブとボールがどう当たるといいのか
⇒ クラブをどう動かしたらいいのか
というように具体的にします。ゴルフはクラブという道具を使うので道具の使い方を理解してそれを目的とすることから始めます。
ボールの弾道法則
1967年英国ゴルフ協会でのゴルフについての研究成果の一つにボールの弾道法則
というのがあります。ボールの弾道は以下の5つの要素で決定するというものです。
- 入射角度
- 打点
- クラブヘッドの軌道
- クラブフェースの向き
- ヘッドスピード
今あるゴルフ理論の多くはこの時の研究成果によっているといえます。
ボールにクラブがどのように衝突すると最大の距離と正確な方向性を得ることができるかという研究をしていたあるフィッテイングメーカーがありました。
飛距離はボール初速、打ち出し角度、バックスピン量の3つの要素で決まります。
一方インパクトアナライザーではミート率という数値があります。
これは(ボールスピード÷ヘッドスピード)で計算され、あるヘッドスピードで振ったクラブがいかに効率よくボールスピードを生み出したかという指標となります。
ちなみに日本の男子プロ、女子プロ、シニアプロほぼ同じ数値で1.485くらいの数値になっています。また1.56以上にはならないようです。
これらの4つのデータ(ボール初速、打ち出し角度、バックスピン量、ミート率)の最適化
を研究しその時のクラブの動き方を調査した結果わかったことがありました。
*(注)これは1998年頃米国のフィッティングクラブメーカーの調査・研究での成果です。
測定には高速カメラ・レーザー方式で行われています。
*(注)この頃、ドップラーレーダーを使ったトラックマンやフライトスコープ、またGCⅡといった弾道測定器が開発され、それに
伴いDプレーン理論という新しい弾道法則が発表されました。これはレッスン界に大きな変化をもたらすことになります。
目的 それはインパクトで起こっているクラブの動き
そのときわかったことは
★インパクト前後12インチ間でフェースは30°変遷している
★インパクトでは構えた時より8°ロフトが立っている
*このデータは測定したすべてのクラブの平均値のようです。
ということでした。このデータからボールは
「開いたフェースを閉じる動きで私を打ってください」
そして
「構えた時よりロフトを立てて私を打ってください」
と言っています。
そうすれば私はまっすぐ遠くに飛びます。
この事実を3Sゴルフ理論では目的としました。
自分ならではの手段(方法)を確立するために
目的(クラブの動き)がはっきりしたら、その目的を達成するための手段(方法)つまりスイングを作り上げることが大切です。
スイングを作っていくときにインパクトアナライザー(弾道測定器)で出力されるデータを上手くできたorミスだった、の判定に使うことはとても有効です。
自分の方法(スイング)を見つけるときに 私が大切にしていることは
★人それぞれの動きやすさというものがある
★一生不変なパーフェクトなゴルフスイングなどというものは存在しない
★ボールは当たるところに置く(ボールの位置ありきでゴルフをしない)
このような事柄に注意して目的を見失わずに練習していくと自分の方法が見つかります。
そしてそれは一言で言い表せるようなSimpleなSwingになることでしょう。
3つのSの発見 Shift-Spin-Seed
人の運動は並進運動と回旋運動、そしてその両方が曲線運動、この3種類で行われます。
ゴルフスイングを部品的に見てみると、ほぼ体のいろいろな部位の回旋運動で成り立っています。
スイング全体としては曲線運動と言った方がいいかもしれません。並進と回旋のコンビネーションです。
ここから先は教えられません。
直接ご連絡ください。
WEB上で表記できないのです。
人それぞれですから・・・
一人ひとり、Face to Faceで一緒に3Sを探します。
すぐできるなどとは申しませんが、自分が不在のレッスンにはなりません。