Paralysis by Analysis

私にもゴルフの先生がいました。その先生が書いたゴルフレッスン書を久しぶりに読んでいたら昔言われた言葉を思い出しました。

 

Paralysis by Analysis!

 

という言葉です。直訳すれば「分析麻痺」ということでしょうか。先生は「考えすぎだよ」とよく私に言ってました。

この本は昭和57年発行です。この頃はアナライザーと言われるものは何もありませんでした。

 

ビデオカメラはあるにはありましたが大きくてそんな荷物をもってゴルフ出来ませんでした。

 

このように出版物となるとカメラマンが来て連続写真を撮りました。

いろいろな雑誌にも有名プロの連続写真が載りました。私はよくそれの切り抜きをファイルして定規で線を引いたりしてスイングを研究しました。

 

先生はこの3Sゴルフ理論の本の時は文章の間違いや写真のチェックを私に指示しました。その時のことがこれです。1から順に11まで見ていってください。この連続写真におかしいところがあります。

 

わかりますか?

1→2→3→4?   4の写真はダウンスイングに入ったところの写真です。

5→6?     6はバックスイングの後半の写真です。

スイングの一つ一つの部品を精査し、より良いものにすることより部品と部品をつないでいる接着剤の方がどれほど大切か。

 

接着剤の正体はパワーのフローです。静止画をポーズしパラパラアニメにして作ったスイングはすぐにわかります。一見きれいなスイングなのですが、いいスイングとは言えません。

 

スイング動画の撮れるアナライザーでも線を引きまくってスイングチャックする前に動きの順序(スイングの流れ)を何回も何回も連続再生してみてください。

 

そういえば昔サイバービジョンというアルガイバーガーだったと思いますがバックに音楽が流れた連続スイング動画のレッスン教材がありました。

 

今だったらスマホに自分の素振りを録画してみてそれを連続再生で何回も見てみるのです。

ただし素振りですよ。

素振りには流れがあるでしょう